バリ島 すめれけて日記

バリ島在住の広島女が、インドネシアやバリ島のあれこれをお知らせします。 アナタの知らないインドネシアを覗いてみてください!!

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必見!? ジョグジャの王様の神秘・・・。

Taman Sari 004

12月29日から1泊で、姉夫婦&妹とジョグジャカルタへ行ってきました。

なんと4回目のジョグジャカルタツアーです。

毎回、ジョグジャに行く際はお世話になっている日本語ガイドさんがいるのですが、年末のお客さんの多い時期でそのガイドさんが忙しかったため、今回は違うガイドさんによる案内でした。

どんなガイドさんだろうか??素敵な出会いになるだろうか・・・??

胸躍ります。

期待と不安の中、会った今回の担当ガイドさん・・・、なんとかなりの下ネタ好きなガイドさんで・・・。

最初に下ネタを言い出したのは、ジョグジャのエロの祭典(?)水の王宮(タマンサリ)でした。

あそこから始まってしまい、火がつき何でも下ネタへと結びつけてしまうそのパワーは結構素晴らしかったです。

そのガイドさんに火をつけちゃった水の王宮(タマンサリ)を語る上ではずせないのは、ジョグジャの王様です。

今回は知れば知るほど好きになる(??)、ジョグジャの王様のお話をします。

それではまず、王様ん家であるジョグジャ王宮のご紹介をします。

この王宮はジョグジャのメインストリート・マリオボロ通りの南側に建つジャワ建築の建物で別名、スルタン・パレスと言います。

王宮はハメンク・ブウォノ1世により1756年に建てられました。

伝統的なジャワ宮廷様式の建造物です。王宮内苑と外苑(スリ・マンガンティ)を結ぶ場所(レゴル・ドノプラトル)には、1対のドワラパラ石像が入り口を護っています。
これら2体の像はチンカラバラとバラウパタと名づけられており、人間の正しい心をあらわしています。
王宮内部では現在の王様ハメンク・ブウォノ10世が実際にお住まいになっておられ、賓客用の建物、王女様たちのお住まいなどもありますが、一般人は立ち入り禁止です。
10世は我が家同様女系家族らしく、現在5女に恵まれています。(うちは3女)
次女さんは一般人と結婚しちゃってるそうです。黒田さん風ですね。

5人娘の末っ子ちゃんは現在、高校生。
髪の毛を染めちゃったりして、いまどきの高校生なようです。ガイドさんはそーいうことは「王家の娘らしからぬ行為」として嫌悪感を持っているようでした。

ちなみに次の王位継承権は王様の弟にあります。

入り口や各所で伝統衣装を身につけたアブディ・ダラムと呼ばれる家臣たちが王宮を守っています。おしゃべりをしたりと静かなまったりした静謐な空気が流れています。

なんとこの人たちはお給料をもらっておらず、お金の代わりに住居と田畑をもらっているそうです。
そんでもって自給自足生活をおくっているわけですねぇー。
やっぱりいまどきの若者は、そーいう生活はしたくないそうで、働いているのはもっぱらおじぃさん&おばぁさんです。

ちなみにこの方々、就業時間は朝8時から12時までです。

王宮から水の宮殿を経て、ジョグジャカルタの南部にあるパラントゥリティス海岸まで秘密の地下道があると言われています。
歴代の王様はこの秘密の地下道を通って南海の女神ニャイ・ロロ・キドゥルの元へ向かい、女神と契りを結んでいたという神話が現代にも生きづいています。

ロロ・ギドゥルのお話も少し…。

ロロ・キドゥルはマタラム王国(現在のジョグジャ王宮のもと)を繁栄に導いた王国の娘で、ジョグジャの王様は代々、このロロ・キドゥルを正妻にすることになっています。
もちろんこの王女は実在するわけではなく、王宮に伝わるジャワ哲学の教え、「王たるもの自然と一つになることが第一」に則ってることらしいです。

今の王様の父君にあたるハメンク・ブウォノ9世までは一夫多妻でした。
何人もいる妻たちはすべて第2夫人であり、なんだかんだ言っても正妻はロロ・キドゥルと相場が決まっていました。
今でもジョグジャの人たちはこのロロ・ギドゥルの存在を信じ、ビーチへ遊びに行く際は彼女にさらわれないためにも緑色以外の服を着て出かけるそうです。(緑と海の色が同じのため)
現在のハメンク・ブウォノ10世はモダニズムを強調し、妻も一人しか迎えず、ロロ・キドゥル伝説も相手にしていないそうです。
そんな現王様の信仰心の薄さから、ジョグジャに自然災害(地震や火山の噴火)が続いているのだ!!と多くの人が思い込んでいます。

10世は現在、ジョグジャカルタ州の州知事を兼任しています。

来年の総選挙には出馬しないと宣言していたのですが、こないだ新聞を読むと「国民が望むなら出馬する・・・」と書いてありました。
ジョグジャ市民の心のよりどころである、王様が知事になるのは良いことだと思うので是非、出馬してほしいと思います。

ジョグジャの人たちは王様は不思議な力を有していると本気で信じており、王様やその家族を軽んじたりする人は皆無です。

王宮は神様に護られており、王宮に関係のあるものに手をつけるとそのうち手が腐てしまうと言われています。王様一族の悪口を言ったら口がきけなくなるとか…。
それぞれの宗教も信じつつ王家への信奉も熱いジョグジャの人々です。

そしてジョグジャの人々はみな、王家という存在に絶大な敬意の念をもち、そこから発する畏れを子供の頃から抱いているものらしいです。権力ではなくものすっごい求心力をもつ、稀有な存在っちゅうわけですね。(卑弥呼的!?)
戦前の日本の天皇陛下の存在と同じなんかなぁ!?

敷地内には金箔を施したバンサル・ケチャナという大ホールや、各王の遺品やコレクションを展示した博物館などがあり、博物館に展示されていたバティックやイタリアやドイツ製の食器類、有田焼のお皿などは本当に見応えがありました。

この各王の遺品やコレクションを展示した博物館なのですが、8世、9世の博物館は一般に公開されているのですが、奥方が48人いた絶倫7世の博物館は、まだその場所や持ち物に7世の不思議なパワーが残っているため、一般には公開されていません。

48人も奥さんがいたくらいの王様なので、そのパワー、現在でも衰えを知らず…。

また、各王の肖像画と家系図が飾られているお部屋もあります。
7世の息子であるハメンク・ブウォノ8世も親父に負けじと、奥方が24人もいて子どもも70人以上いたそうです。
木の幹を王様とし、枝を奥方とし、葉っぱが息子、果実が娘として表した家系図が飾られているのですが、7世&8世のところは枝もわさわさ生い茂り、葉っぱも果実も盛りだくさんでした。

さて王宮の次は本題の水の王宮(タマンサリ)の紹介を・・・。
Taman Sari 001
Taman Sari 002
Taman Sari 003

ここは王宮の南西にあり、ハメンク・ブウォノ1世が、1758年から約12年間をかけて建てた離宮です。

王宮からこの水の王宮までは約1キロあるのですが、今回私たちはベチャに乗って移動しました。この間、1台わずかRp5,000(約62円ほど)です。
ベチャのおっちゃんたちは隙あらばボロうとしてきますが、ジョグジャ市民は1キロ=Rp1,000が常識らしいので、Rp5,000というのは実は高いくらいなんです。

だから、この区間をベチャで・・・とお考えの方っ!!

Rp5,000以上払っちゃダメですぜ。そのためには事前の交渉が重要となってきますので頑張ってください。

正門から階段を登り、テラスに出ると、前庭が見渡せます。北側には3階建ての白亜の物見塔、プールを越えて六角形の広場の正面には旧正門のガプラ・アグンがあります。
旧正門から左に進んだドーナッツ状のモスク、スムール・グムルンの辺りが人工湖だったところで、今も残る石組の地下道は、かつて、水の下を通るトンネルだったということです。
3階建ての物見塔の反対側には先ほどのプールより一回り小さなプールがあります。

この大きな方のプールでは常時40人くらいの女性が沐浴をしていました。(もちろんすっぽんぽん)

王様は塔の3階に上がって、娘たちが沐浴しているのを覗き見(観賞!?)ます。
その様子は写真右のような感じで、このわずらわしい柵がまたなんとも艶かしい雰囲気を醸し出します。

女性たちも王様が覗いているのを知っているので、思いっきりアピールをします。40人もいるんだからそりゃあもぉ必死だったはずです。

そして王様は「おっあの娘、いいケツしとるのぉー、ぐふふ」てな感じで品定めし、その女の子めがけて花を一輪投げます。
そして気に入った女の子を反対側にある小さなプールに呼んで、今度は二人で沐浴を楽しむのです。

そして1階にある、「愛を語らう部屋」に連れて行きます。(写真中央)

ガイドさん曰く、「それでも足りなければ、また3階に上がって探します」ということ。

なんと素晴らしい生活…。

ジョグジャの王様はそんな生活をしていたんですね。(まぁ、毎日じゃあないと思いますけど・・・)

しかし3階というのは結構な高さ。
こんな高さからお花を投げて、ちゃんとお目当ての女の子の元に届くのでしょうか??という謎が生まれます。
もしかしたら、横にいた女の子のほうに飛んでいったりするかもしれません。

実はですね、王様には不思議な力があったので、花に願いを込めて投げ入れると、きちんとお目当ての娘さんのところへ行くということなんです。

ホンマかいのぉーと思いの皆さん!!

それじゃあ、ガイドさんの体験談をお聞きください。

私たちを案内してくれたガイドさんは、一目ぼれをした女性がいたのですが、彼女は自分よりもお金持ちの良いとこのお嬢さん。
到底叶わぬ恋だったのですが、諦めることのできなかったガイドさんは、彼女をモノにするために月曜日と木曜日に断食をし、毎日お祈りを続け、彼女をモノにするため頑張っていたところ、願いが通じたのか突然その女性がそのガイドさんのところをわざわざ東ジャワから訪れてきたそうです。

「来ちゃった・・・」

そして海岸で愛を語る2人。

なんとですねこの彼女、当時高校生だったんですの・・・。ちなみにガイドさんは38歳ですぜ、あーた。

しかも即効で妊娠しちゃいまして、結婚。

バリ島はいわゆる「できちゃった婚」が普通ですが、イスラム教徒にとって「婚前交渉」はご法度中のご法度。
奥さんは妊娠が周りの人にばれないように、おなかに帯をまいていたそうです。

奥さんのご両親を必死で説得し、ふたりは結婚。

しかし、ガイドさんのお父さんは結婚式に参列しなかったそうです。

証拠として奥さんの写真を見せてもらったのですが、巨乳でかなりの美女です。

隣りのニヤニヤしたガイドさんとは、どう見ても親子にしか見えません。

だ・か・らぁ、王様の不思議な力を信じてください!!

とガイドさん。

そういう不思議なこと、あるかもしれないねぇー、と私の考えにも変化がっ!!

ちなみにインドネシアで、不細工な男性が美女を連れて歩いているとき、2つ理由が考えられると前の会社のスリちゃんが言っていました。

①男がお金持ち
②男が不思議なパワーを使った

味のある魅力的な不細工はおらんのかぇ??と突っ込みどころ満載のインドネシア男子。

さて、この水の王宮(タマンサリ)でガイドさんから若干猥褻な説明を聞いていたとき、インドネシア人の親子から話しかけられました。
なんでも娘さんが学校で日本語を学んでいるので、記念(??)に日本人と写真を撮りたい・・・ということでした。
「プライベートな旅行なんで・・・」と断る理由もないので、一緒に記念撮影。
その後、娘ちゃんは日本語で私たちひとりひとりに自己紹介してくれました。

んで、最後に姉のダンナさんと握手をするとき、「ハッ」と息を飲み、「ラ、ラルク・・・」と一言。

息を飲み言葉を失う人をテレビ以外で見るのは、ワタクシの人生初かもしれません。

ダンナさんは、「クール」と聞き間違えたそうで、「わっ、やったぁ、俺クールだって!!」と喜んでいたのですが、すぐ隣にいた一言多い義理の妹(ワタクシです)が、「違うよ、ラルクって言ったんよ」と余計なお世話を・・・。

この娘さん、ダンナさんのことを日本が生んだビジュアル系アーティスト、『ラルクアンシエル』の誰ぞやと思ったんですねぇー。

日本での「ラルク」の地位がいかほどなのか、わかりませんがインドネシアでは超カリスマ的な人気を誇り、インドネシアのアーティストの中にも「ラルク」の影響を受けたバンドが数多くいます。

そんな「ラルク」のメンバーが、ジョグジャの水の王宮にっ!!

そりゃあ、息を飲むはずです。

でも声を大にして言いたいのですが、ダンナさんは「ラルク」のメンバーには似ていません。男前ですが、「ラルク」とは若干違うタイプの男前度です。

それにダンナさんがラルクだったら、うちの妹は「ウタダヒカル」ですし、姉は「アユミ・ハマサキ」ですし、私は「おしん」ですわ。(インドネシア人に有名な日本人を言ってみただけ・・・)

勘違いもあったものの爽やかな女の子で、頑張って日本語を勉強しジャカルタとかにある日本企業に就職してほしいなぁーと思いました。

ガイドさんのクドさを彼女が薄めてくれました。

若干、話は飛びましたが、この話を聞いた後でインドネシアのカップルを見るといろいろと妄想力が働きすぎてしまいます。

私はそんなこんなで、ジョグジャの王様の驚異的な面と人間臭さという2面性がとてつもなく魅力的に感じています。

ジョグジャに行くなら、コチラへ!!

☆ジョグジャ王宮(KRATON)☆
入場料 : Rp7,000
カメラ持ち込み : Rp1,000
開園時間 : 月~木は8時半から14時
        金は8時半から13時
休園日 : 土・日

☆水の王宮(TAMAN SARI)☆
入場料 : Rp7,000
カメラ持ち込み : Rp1,000
開園時間 : 9時~15時まで
休園日 : なし

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