バリ島 すめれけて日記

バリ島在住の広島女が、インドネシアやバリ島のあれこれをお知らせします。 アナタの知らないインドネシアを覗いてみてください!!

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インドネシア・スハルト元大統領が入院!!

JAWA_48.jpg

今朝、ニュースを見ていると、気になる話題がありました。

それは、インドネシアのスハルト元大統領(86歳)が、ジャカルタ市内にあるプルタミナ病院に入院したというのです。

ニュースはインドネシア語だったので、あまり病状がわからなかったものの、「赤血球」、「ヘモグロビン」などという単語が行き交ってましたし、病室に搬送される元大統領の顔は青白かったので、「こりゃあ、もぉ長くないかのぉー」と思った次第でござぁす。
搬送されるとこなんて、そこまで映してええのかぇーと思わなくもないですけんど・・・。

医師団によると、元大統領は5日前くらいから全身にむくみが出て血圧が低下し、自宅で治療を受けていたそうです。
医師(ジャーナリストの有田芳生氏に似てた)の、ニヤニヤした笑顔がなんだかとても印象的だったのですけんど・・・。

ニヤニヤ医師曰く、病状は安定しており、意識もあるということなので、ひとまず安心でしょうか。

このとき、ニュースで言っていたのですが、元大統領は1999年頃から腸からの出血やストロークなどで入退院を繰り返しており、2006年の5月には1ヶ月近く入院し、腸の切除の手術などを受けていました。

元大統領といえば、在任中の32年間(1966~1998年)の間に行なった、不正蓄財で批判を浴びているおっちゃんですねぇ。

私の中でのこの一家(スハルトさんや三男のトミー)は、たまぁにメディアで取り上げられ、後は野放し状態・・・というイメージだったのですが、実はインドネシアの検察は2006年の7月に、元大統領が不正に得た資金を国庫に返還するように求める民事訴訟を起こしているのです。ちゃんとやってるんですねぇー。

ちなみに元大統領が横領したお金は、150~350億ドルとも言われ、世界でも『もっとも図太い横領者』という全然不名誉なリストのトップにいるそうです。

無理かもしれないけれど、そのお金が返還されたら・・・。

やってほしいこと!!

①洪水が起こらないよう、下水などの整備。
②橋を作る。
③小学校を義務教育にする。
④せめてスカルノハッタ空港だけでも近代的な空港にしてほしい。

やだ、なに偽善者ぶってるの、ガチョンったら・・・??と思いの皆さん・・・。
私も今年、三十路突入です。いつまでもひねくれ者のままではいけませんです・・・。

①は私も微量ながら浸水というものを経験し、苦しみがわかるようになってきたのです。
よくニュースなどで、おばぁさんやおばちゃんが洪水の中、ぐったりした顔で歩いているのが報道されていますが、それも当たり前ですわ。水の中に長時間いたら、ダルくてしょうがないですもん。
水泳の授業の後、しんどかったんと一緒です。

②の橋を作る、というのはですね、何かのCMで見たのですがスラウェシ島の山の中には、学校に通学するために川を泳いでいかないといけない小学生たちがいるそうです。
彼らは、いかだのようなものに制服とかばんを置いて、すっぽんぽんで向こう岸にある学校まで泳いでいくのです。
最初はそのCMを見ても、「うきゃきゃ、楽しそうじゃのー」と思っていたのですが「川が氾濫したらどうするんだい・・・!?」や「中学生とかになったとき、色気が出てきた女子や男子はどうするんだい・・・!?」などと考えてしまい、「なぜに橋を作らないんだい・・・!?」と思い始めたのです。

③の義務教育ですが、前の会社のイブイブ陣(おばちゃん軍団)がよく学費のことで頭抱えてるのを、まざまざと見てきたので、そう感じました。
前の会社の寮のお手伝いさんは、小学校を出ていないので字もあんまり書けない人もいました。

④はですね、シンガポールのチャンギ国際空港やマレーシアの空港に比べ、なんだいインドネシアはっ!!と思ったまでです。

でも元大統領は、不正蓄財疑惑に関して、「んなことしてない!!」と全面否定してるそうなので、返還なんて夢のまた夢なのでしょうか・・・!?

ワタクシ、恥ずかしながら元大統領がどれだけ悪いヤツだったかを、ほんのりとしか知らなかったので、色々と調べてみたのですが、調べれば調べるほどやったであろう罪に対して償わない限り、死なせんでぇーわりゃーという思いになりました。

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スハルトさんの半生

スハルト(SUHARTO)氏は、1921年6月8日に、オランダ領東インド時代のインドネシアのジョグジャカルタ近郊のゴデアン村という農村で生まれました。
父親は村の水利役人、母親はスルタン王宮の王様夫人の遠縁にあたる女性でした。(でも、当時は王様に何人も奥方がいたので、そーいう人多いんと違います??)

その後、両親は離婚。
ジャワ島各地を転々としながら、ウルヤントロという地で小学校教育を終え、ウォノギリ、クムスと各地を転々としながら18歳で中学校を卒業しました。
農業銀行の見習い行員を経て、オランダ領東インド軍(蘭印軍)に入隊します。すぐに軍曹に昇進するが、太平洋戦争の開戦後、蘭印軍は日本軍に降伏、スハルト氏も失職しました。

と、生い立ちは結構苦労してるんですね。

日本軍制期の1943年には軍政当局が組織したペタ(郷土防衛義勇軍)に採用され、そこでも小隊長、中隊長へと昇進し、インドネシア人士官の訓練にもあたりました。

(中略)
この間、スハルト氏は軍人としてのキャリアを築きます。

そんでもって、スカルノ初代大統領が失脚、スハルト氏は、1967年3月に大統領代行に、そして1968年3月には第2代大統領に就任します。

大統領就任後、親米・親マレーシア・反共(=中国)路線に外交方針を転換し、インドネシアを国連に復帰させたことは欧米諸国にも歓迎されました。
また、1967年に東南アジア諸国連合(ASEAN)を創設し、同事務局をジャカルタに誘致するなど、近隣諸国との関係強化に努めました。

また1974年4月には、ポルトガルで誕生した左派政権が海外領土の放棄を宣言すると、その支配下にあった東ティモールでも各勢力が政治活動を開始し、武力対立が生じて内戦状態に陥りました。
完全独立派の東ティモール独立革命戦線が全土を制圧し、1975年11月28日に独立を宣言すると、スハルト政権はこれに武力介入して、東ティモールをインドネシアに併合します。(その後、東ティモールは独立)
また、スマトラ島北東部のアチェ独立運動に対しても、自らの権力基盤である国軍を投入して厳しい態度で臨んだのです。

このようにして強力な政権基盤を維持しながら、開発独裁政権としての安定した政治体制と経済発展を実現させます。
産油国としての地位を利用するかたわら、豊富な労働力を利用した工業化も進め、首都ジャカルタなどでは急速に都市化が進みました。

しかし、親族や腹心の部下に対する極端な利権の付与については、「KKN」(汚職・癒着・縁故主義)というスローガンが生み出されるなど、政権の腐敗が問題視されました。
また、国内の独立運動に対する弾圧、民主化運動活動家の拉致・拷問、各地で明るみに出る虐殺事件、体制に批判的なマスコミに対する弾圧などの人権侵害に対しては、海外からも強い批判を招いたようです。

私が先日見たインドネシアの映画の中にも、スハルト氏の汚職問題に関する論文を書いた教授がクビになり、スハルト政権の終わった今もなお、目の敵にされてる・・・という話がちょこっと出ていました。

しかし、主演した俳優さんはインタビューの中で、「あーいう表現はスハルト政権下ではできなかったことなので、この映画はインドネシアの映画に革命を起こした」と語っていました。

賄賂に関しては、日本政府が長年にわたりインドネシアに対して行ったODA(政府開発援助)がスハルト一族の利権配分に利用されたのではないかという疑惑が持ち上がります。

このことを言及されたとき、スハルト氏は「もらったもの(お金)をどのように使おうと、もらった人間の勝手だ」と言ったそうです・・・。むぅー、許せん・・・。

1997年以降、東南アジア地域の通貨危機(アジア通貨危機)が発生し、インドネシアも通貨ルピアの大幅切り下げやIMF特別融資などの影響は、住民の生活に大打撃を与えました。

事態を打開できないスハルト政権に対する不満が急速に高まり、約30年にわたって続いてきた長期政権下での潜在的不満も各地で噴出するようになっていきます。
そうした不満は、スカルノ初代大統領の長女メガワティが率いる闘争民主党の支持へと形を整えていくのです。

そうした国民の不満をよそに1998年3月11日、スハルト氏は大統領に7選したのですが、ここにいたって国民の不満は頂点に達します。
首都ジャカルタでは大学生の反政府デモが一般市民をも巻き込んで街頭を埋め尽くし、その一部は暴徒化し、デモは地方都市にまで波及し、政府内部にもスハルトへの辞任要求の声が高まっていきます。
これらの圧力に屈する形で、5月21日、スハルトは大統領辞任を宣言、副大統領(当時)のハビビに職を譲ったのです。

その後、「スハルト政治の清算」とも言うべき裁判が進むとともに、スハルト氏の子供たちは汚職で逮捕され、実刑判決を受けました。
スハルト自身も訴追されたが、高齢と病気を理由に裁判は停止されているままです。
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コメント

さっき、ニュースを見たら「病状悪化」だそうです。

担当医師(きっと有田氏似)によると、なんでも、スハルト氏は心臓、腎臓、肺の機能が低下しており、「病状は極めて複雑」ということです。
また心臓に埋め込まれているペースメーカーの機能が弱まっているため、新たなペースメーカーを追加する方針だそうです。
スハルト氏は意識はあるものの、眠ったような状態だそうです・・・。

  • 2008/01/05(土) 18:51:39 |
  • URL |
  • ガチョン・キハラ #-
  • [ 編集]

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